戸建てを売却する際、和室についてどう思われますか?
「古臭いし、いっそのこと洋室にリフォームしようかしら」とお考えのあなたは、ちょっと待ってください。
戸建て売却をする際、和室に付加価値のつく場合があるのです。
洋室が主流となっている近年ですが、畳の人気は根強く、まだまだ需要が見込めるのです。
売却に対して、価値の見込まれる日本間の利点3例をご紹介いたします。
和室がある戸建て売却の利点・防音調湿効果に優れている
畳は、防音・調湿効果に優れています。
近年の戸建て住宅の主流であるフローリングは、足音や物音などがどうしても響いてしまいます。
その点畳は音を吸収しますので、カーペットが不要。
音に対してストレスのない空間を生みます。
特に、小さなお子さんがおもちゃで遊ぶ床材としては最適で、物が落ちたときや転んだときの大きな音だけでなく、けがの防止まで見込めるでしょう。
また、昔ながらの畳の部屋には調湿機能もあり、売却時の良い利点となります。
そもそも、日本の風土に合うように造られていますので、春夏秋冬を快適に過ごしやすいのです。
和室がある戸建て売却の利点・大きな押入れがある
大きな押し入れはさまざまな荷物を収納できますので、価値が感じられるでしょう。
来客用や季節外の布団は、洋室のクローゼットだと上手く収納することが出来ないと感じている方も多いのではないでしょうか。
その点、日本間にある押し入れは布団の収納以外にも季節外の衣類など、様々な物が収納できます。
奥行きがたっぷりありますので、使用頻度に合わせて手前と奥での収納もできます。
押し入れ用の収納グッズは数多く出回っていますので、大きな空間を上手に使ってみましょう。
収納の広さは、戸建ての売却に良い影響を与えます。
和室がある戸建て売却の利点・部屋が多様に使える
日本家屋に代表される、田の字造りのお部屋をご存知でしょうか?
ふすまで4部屋を区切ることができ、主にその1室には仏壇や床の間がある畳の間のことです。
その時々で、居間・寝室・客間など、実にフレキシブルに部屋を活用できる、古き良き日本の知恵のような室内設計です。
田の字造りとまではいかなくても、売却したい戸建ての日本間にも同じような考えが当てはまります。
なぜなら、畳の部屋には、使い方に大きな幅があるからです。
この多様性は、戸建て売却の大きな後押しとなるでしょう。
まとめ
和室は、不動産価格の相場を落とすアイテムにはなりません。
住みやすい戸建て住宅にこそ価値があるのです。
日本文化の垣間見える畳の部屋を、存分に活用してみましょう。
柔軟な物事の考え方が、戸建て物件の良い売却に繋がりそうですね。
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