ここに住もう、と一度は決めて購入した物件。
でも様々な要因で、入居後数年の築浅で売却を検討することもありますよね。
例えば築5年で売りたい場合は、どのようなポイントがあるのでしょうか。
築5年のマイホーム売却のポイント① 売り出す理由
多くの方が新築物件を購入する場合、ここで人生を送ろう、と思って購入するのではないでしょうか。
少なくとも、定年退職までや子どもが手を離れるまでなど、20年以上のスパンで住むことを念頭におくことが多いと言われます。
そうした点を踏まえると、購入する側としては「この売主が手放すのはなぜだろう」と、気にかかる方も少なくありません。
近隣に何かしら難しいことがあるのではないか、瑕疵物件ではないのか、口に出せないような理由があるのではないか……。
住宅としての性能や、心理的な要因などの瑕疵物件であれば、購入者に対して説明する義務があります。
ですが、築5年という短期間で売却を検討する際に、非常にプライベートに関わる理由があることもあります。
その場合、詳細はもちろん伝える必要はありませんが、可能であれば簡潔にでも仲介をする不動産会社に伝えるのも良いでしょう。
築5年のマイホーム売却のポイント② 住宅ローンを払いきる
住宅ローンを組んで不動産を購入した場合、ローンを借り入れた金融機関が抵当権を持っています。
これは、もしローンを返済しきれなかった場合、抵当権を持つ金融機関が不動産を差し押さえ、売却するなどして残債を整理するためです。
そしてこの抵当権が付いていると、多くの場合売却ができません。
築5年という築浅物件だと、まだローンが残っている場合もありますよね。
その際は、手持ち資金に売却価格を加えた額で、一括でローンを返済し、抵当権を抹消する必要があります。
希望の額が得られるかどうか、築5年での物件では、慎重に検討する必要があります。
築5年のマイホーム売却のポイント③ 設備を充実させる
築5年というと、築浅とはいえ、設備が多少古くなっている可能性も否めません。
そんなに?と思うかもしれませんが、たとえば身の回りにある5年使った電化製品を思い浮かべてみると、まだ使えるものもある一方、そろそろ買い替えを検討するものも思い浮かぶかもしれません。
あえて新しい設備を入れる、というのは買主の好みもありますから難しいところですが、「築浅」が単に建物だけでなく、設備や室内もそう見えるような工夫をすることもポイントです。
水回りを綺麗にする、カーテンやラグを綺麗にするなど、大掃除とまではいかないまでも、清潔にすることで価格を上げることも可能です。
まとめ
築5年の物件は、リフォームする必要がほとんどなかったり、最新の耐震・防寒・防火対策が施されていたりする可能性が高く、人気が出やすい物件でもあります。
実際に売却する際は、今回ご紹介したポイントを抑えて、希望価格で売り出せるように工夫しましょう。
京都・大阪で築5年のマイホーム売却を検討中の方は、センチュリー21グローバル不動産販売までぜひご相談ください。